山茶始開と書いて「つばきはじめてひらく」と読みますが、山茶というのはサザンカのこと。立冬の初候となる11月7日あたりにサザンカが咲き始めるかどうかは現代の暦と気候では必ずしも一致しないと思いますが、過去の秋の草刈りの記録を呼び出したら、2023年だと11月19日には基地の垣根に白いサザンカが咲いておりました。字面の通り、サザンカ(山茶花)の葉は昔ならお茶に使われていたそうです。うちでは垣根以外の用途には使われていません。
垣根の曲がり角のサザンカが咲いた道・・・で落ち葉焚きをするわけにはいかないので、庭で焚火をするのも冬の訪れを感じさせる風物です。北風がぴぃぷぅ吹くといえば、木枯らし1号の季節でもありますが、こんな山の中の庭では風の強い日に焚火など禁物です。それにしても「たきび」の歌って、昭和初期の都会(東京の中野区だそうです)の風情が込められているけれど、直火の焚火は田舎でもやりにくい環境になってきたのが令和初頭の風情です。最近は焼き芋も焼かなくなったしなあ・・・














